導入事例

オープンロジ:Ship&co APIの活用で物流システム開発時間の短縮を実現

「複数の配送会社の機能が1つのAPIにまとめられ、当社エンジニアも慣れているAPIの仕様で開発のしやすさが決め手となった」

株式会社オープンロジは「テクノロジーを使い、サイロ化された物流をネットワーク化し、データを起点にモノの流れを革新する」をビジョンに掲げ、物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」を提供しています。独自の倉庫管理システムを通じて全国の倉庫をネットワーク化し、標準化した仕様とオペレーションにより物流業務の効率化と一元化を実現、固定費ゼロ・従量課金で利用可能な物流フルフィルメントサービスを提供し、導入アカウント数は約11,500(2022年9月末時点)となっています。 

当社はShopifyやYahoo!ショッピング、ネクストエンジン、BASE、eBayなどのECカート・プラットフォームとAPI連携を行い、自動出荷を実現しています

オープンロジが直面した課題

・サービスを展開するために、複数の配送会社とのシステム連携が必要となった。

・自社開発したWMSにて、複数の配送会社とシステム連携させる開発は非常に複雑 (各配送会社のAPI仕様の確認、綿密なテストなど)。

・効率的かつスピーディーな連携開発が求められた。

Ship&coの出荷API導入の決め手

株式会社オープンロジは、急成長するEC市場における中小規模事業者の物流フルフィルメントプラットフォームサービスを提供しています。多様なニーズに対応するためには、さまざまな配送オプションに対応する必要がありました。しかし、配送会社とのシステム連携は複雑で、RESTfulなAPIではない場合も多く、API仕様の確認に時間がかかるという課題がありました。また、直接の連携の場合は綿密なテストも必要になるため、開発時間を短縮できる、複数の配送会社に対応している「出荷API」が必要になりました。

Ship&co APIを導入する決め手となった大きなポイントは以下の2つです。

  • エンジニア目線で優れたRESTful APIの仕様が提供された。

  • 日本国内外の配送会社の仕様差分を吸収してくれるため、今後 配送会社を増やす際にも手軽に実装できる。

Ship&coの出荷API導入の効果:さらなるシステム開発の負荷を容易に削減

株式会社オープンロジは、Ship&co APIを通じて佐川急便やDHL Expressなど国内外の配送会社と連携しています。Ship&co APIには、必要な配送会社のAPIが1つのAPIにまとめられているので、その仕組みを通じて各配送会社様にアクセスする形になります。Ship&co APIを導入したことにより、開発の手間を省き、システム開発工程の大幅な効率化に成功しました。また、オープンロジのエンジニア目線では、Ship&coのAPIは「API仕様がREST準拠で開発しやすい」という大きいなポイントがあります。

Ship&co APIを導入したことで、以下の2つのメリットを得ました。

  • 実装にかかるコストを削減できた。

  • 必要不可欠なテスト作業を短縮することを実現できた。

※ Ship&coの開発者向けキットでは、複数のコードサンプルが提供され、どなたでもアクセス可能です。

株式会社オープンロジは、国内・海外ともに大手の配送会社だけでなく、ローカルに強い配送会社の連携も開始しています。EC事業者のニーズに応えるために、配送会社のオプションを増やしていく必要があります。今後も、テクノロジーを活用して物流を効率化していくというビジョンを、Ship&coと一緒に実現していきます。