導入事例

Wismettacフーズ:Ship&co導入により業務軽減・費用削減を実施し、年間約300万円のコストを削減

「伝票発行に必要な物流コストの削減から、自社で賄っていた業務の軽減までShip&coで実現」

Wismettacグループは、1912年に神戸の貿易商社として誕生しました。その創業理念は、「世界の食を日本へ、日本の食を世界へ」。これに基づき、食文化の国際化に貢献し続けています。グローバルECグループは、この使命の一部として、「アメリカ在住の日本人」から「日本の家族」へ、海を越えた想いを届けるフルーツギフトの配送代行サービスを提供しています。同時に、「ちょっといいもの」を提供する日本食のお取り寄せ通販サービスもアメリカ国内に展開しています。

2019年から、物流管理における効率とコスト削減のために、Ship&coのAPIサービスを導入しました。

Wismettacフーズが直面した課題

  • 伝票発行を他社に委託し、追加費用が発生していた。

  • EC事業のオペレーション全体を1つのシステムで管理できなかった

  • 複数の出荷元があり、貨物のカスタマイズ管理が難しかった。

Ship&coの出荷API導入の決め手

Wismettacフーズ株式会社は、日本各地に40ヶ所以上の出荷元を持っています。Ship&co導入前は、ヤマト運輸の伝票発行業務を他社に委託し、その伝票を各出荷元に郵送していました。委託に伴うコスト削減と、受注から出荷までの効率化を求め、社内システムとヤマト運輸を連携できるソリューションが必要でした。

Ship&co APIが選ばれた理由:

  • 対応の柔軟性が高い。

  • 越境ECに精通している。

  • 主要配送業者に対応している。

  • 費用対効果の高い料金プラン。

Ship&coの出荷API導入の効果:配達運用の流通を一貫してオペレーションできるプラットフォームを実現

Ship&coの出荷APIを導入することで、EC事業のオペレーションを1つのプラットフォームで管理できるようになりました。各出荷元で社内システムから直接ヤマト運輸の伝票を発行できるようになり、これにより次の2つの利点が得られました:

  • 自社で賄っていた業務が軽減された。

  • 委託の伝票発行手数料と伝票発送コストで年間約300万円のコスト削減が実珸された。

この改善により、EC事業の「配送(Delivery)」プロセスが向上し、コアビジネスへの集中が可能になりました。

Ship&coのアプリも利用

2023年9月26日にアメリカ人のお客様を対象に、日本の果物を提供するオンラインストア『Ikigai Fruits』を展開しました。Ikigai Fruitsは、日本で生産された果物をアメリカに注文があるたびに受け付け、当社が貿易会社としてのノウハウを活かして、固定の受注数量に基づいてアメリカに発送しています。『Ikigai Fruits』は、Shopifyの店舗でShip&coアプリを連携して運営しています。これにより、スムーズにアメリカのお客様にBTOCでフルーツを配送できるようになりました。

Wismettacフーズ株式会社は今後、アメリカだけでなく、他の海外のお客様にも日本のフルーツを楽しんでもらうサービスを展開する予定です。再びShip&coを導入し、新しい販路の開拓に挑戦してまいります。